衝動買いを防ぐ!ドーパミンの影響を知り、ほしい物リストを活用しよう

「買った瞬間に後悔する」「買ってみると案外使わない」といったお悩みはありませんか?

私は、本当に欲しいと思い込んだものを買っては、「なんでこんなものを買ったんだろう」と無駄使いを重ねていました。

今回の記事はこのような方におすすめです。

・買った瞬間は満足するが、家に帰ると後悔する
・浪費癖を根本的に治したい
・つい衝動買いをしてしまう

1.なぜ買い物は楽しいのか

これには幸せホルモンのドーパミンが関係しています。

ドーパミンは「快楽ホルモン」とも呼ばれ、報酬や快感、モチベーションに関与する神経伝達物質です。買い物の場合、以下のようにドーパミンが関与しています。

①期待の高まり


買い物をする前の「ワクワク感」は、ドーパミンの分泌を促進します。特定の商品やセールを見つけたとき、その商品を手に入れることに対するワクワク感や楽しみが生まれ、この期待によって気分が高揚します。ドーパミンは「期待の報酬」に関与しており、期待することで脳が快感を感じます。

② 購入時の快楽


実際に商品を購入すると、ドーパミンが分泌され、幸福感を得ることができます。これを「購入の快楽」と呼び、物を手に入れることによって得られる一時的な満足感が、買い物を楽しくする要因です。この快感は、しばらくの間続き、次の買い物へのモチベーションにもつながります。

2.買い物をしたあと、後悔するのはなぜ?

買ったものを家で開けると、なんでこんなものを買ったんだろうと思うことが多々あります。

それも実はドーパミンが関係しています!

①報酬の消失


買い物によって得られた喜びや満足感は、買い物のプロセス中や購入時にドーパミンが分泌されることによって感じられますが、購入が終わるとその報酬感が薄れるため、ドーパミンの分泌も減少します。

②満足度の変化


購入後の満足度や幸福感は一時的なものであり、時間が経つにつれて薄れていくことがあります。このような「後の気持ち」は、ドーパミンとは逆の影響を与え、満足感の低下を感じることになります。

③習慣性


買い物が楽しい体験であるため、一度の購入で得られる快感が薄れると、次の買い物への欲求が高まります。これによって、再びドーパミンを刺激するための新たな買い物へとつながることもあります。

3.賢い消費者になるために

このように、私たちの買い物行動には、脳内の神経伝達物質「ドーパミン」が大きく関与しています。ドーパミンは快感や報酬を感じさせる役割を持ち、衝動買いを引き起こす要因となります。

そこで、ほしい物リストを作成することで、計画的な消費が可能になります。

4.ほしいものリストの作り方

step1.ほしいと思ったら、すぐ買わずにリストに記入

記入日、ほしいもの、金額、ほしい理由を記入しましょう。

生活必需品は書いているとキリがないので、

服や化粧品など緊急性が低く、単価が高いものを記入しています。

step2.毎月1回、買うか買わないか選定する

私は、給料日にほしいものリストを見ながら選定しています。
いきなり月1回は少なすぎてしんどい!という方は、月2回など続けられるペースで始めてみてください。

選定するときは、こんな質問を自分に投げかけてみてください。

・なんのために購入するのか
・代替できないか
・見栄ではないか

選定する際に、【購入可否】【反省】欄を埋めていきます。

ほしいと思った日から時間が経っているので、いらないものが多いです(笑)

衝動買いは、「時間が経つといらないもの」を買っていると気づくことができます。

【合計】は元々買おうと思っていた場合の金額で、【実際】は購入した金額です。○〇円分我慢できた!と得した気分になれるのでおススメです。

step3.いざ買い物へ!

注意すべきは、ほしいものリストに書いているものだけを買うということです。
買い物のときにほしいと思ったものは、ほしいものリストに書いて、来月の判定に回しましょう。

最初は、自分に負けてしまったり、我慢がつらいと思うこともあるかもしれません。
しかし、慣れてくるとメリットしか感じられないので、ぜひ続けてみてください。

まとめ

衝動買いを防ぐためには、ドーパミンの影響を理解することが重要です。ドーパミンは快楽を感じさせる神経伝達物質で、購買行動を促進します。

そこで、ほしい物リストを活用することで、冷静に欲しいものを整理し、衝動買いを防ぐことができるでしょう。


みなさんの買い物がより良いものになるよう、少しでも参考になれば嬉しいです。

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